脇役怪獣だけど助演怪獣賞を差し上げたい大怪獣シリーズ・有翼怪獣チャンドラー

有翼怪獣チャンドラーってどうやら飛べなさそうなんで、ガラパゴス的ペンギンのノリですよね。
さてガラパゴスにおけるペギミンＨに代わるものは？そうレッドキングなのです！
位置づけとしてはチャンドラーって、「結局ペギラの再生怪獣って扱いなのでしょうか？」という疑問が続きつつ、
また、「どうせ以前発売したペギラに耳付けて、色変えただけでしょ？」って言われることを恐れつつ、
真剣にチャンドラーを作ってみました。
でも関係者みんなが舐めてかかってしまい、原型の納期も一ヶ月以上遅れる始末。
全く違うものを創作する為、フル可動チャンドラーに挑戦したんですが、
原型制作のM氏がとても苦労したわりには木偶の坊になってしまったので、
ダイナミックな（？）ポーズをちょっとだけ付けて、固定ポーズで勝負することにしました。
何時に無くスムーズな口の開閉と、レッドキングにもぎ取られた羽の傷口パーツがコンバーチブルなところが売りでしょうか。
左に傾げた首も製作者側は気に入っていますが、いかがでしょう？
一つだけM氏の主張！尾っぽなんですが、両サイドにパーティングラインらしき線が入っているのが今までの解釈だったのですが、これは底面に一本だけ入っているはずだ！との解釈で造形してみました。これはご意見を募れば、凄い突っ込みになりそうなので、怖いっス。背びれのトゲトゲを立派にし、鼻筋をすっきりさせたのもチャンドラーの大きな特徴の一つです。
塗装も悩みましたよ…塗装担当氏は「もっと黒いよ」と主張。
悩んだ挙句、この程度で止めました。
脇役怪獣だけど助演怪獣賞を差し上げたいチャンドラーを真面目に作ってみました。


大怪獣シリーズ・有翼怪獣チャンドラー